集中力が続かなくて悩んでいる方に朗報。
もう無理に教科書、テキストを強引に”キリがいいところまで・・”とやり続ける必要はありません。すぐにやめましょう。
結論:勉強や仕事は時間で切って、中途半端でも手を止めて次の予定にいきましょう。
私が昔、営業研修を受けていたときにこんな話を聞きました。
お客様には一度に全てを説明しないこと。
どういうことだ?と思ったのですが、お客様との商談で、ある程度興味のありそうな情報で盛り上がっておいて、その後、具体的にはお客様にアポイントを取ったら、わざとある程度の情報を渡して、残りは「もっと細かいことはお伺いしたときに、ご説明いたします」で止めると良いと。
理由は、情報が途中で途切れると、続きが気になるから。ということです。
これは旧ソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクさんという方が80年以上前に提唱したツァイガルニク効果と言うのだそうです。
”Wikipediaより引用:ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。ツァイガルニック効果、ゼイガルニク効果、ゼイガルニック効果とも表記する。”
その後の実感としては、確かに全部電話で説明し切ってしまうより、お客様のところに行けるチャンスが増え、お客様のところに行ける機会が増えると、確かに受注率は高かったという経験があるので、確かにそうだな。と思うわけです。
ん?それって、日常が全てツァイガルニク効果で埋め尽くされてないか?
と思った方、さすがです。私も改めて調べましたが、この事に関する記事は山ほどあって、マーケティング、映画やテレビなど、本質は全て同じこの理論が使われているそうです。
例)
続きはCMの後で〜! 続き見たくなって追って必ず見ますよね。
詳細は次のページで! 続き見たくなってクリックしますよね。
私もそうですが、結局皆様も同じように経験があるのではないでしょうか。
ということで、勉強も仕事も飽きちゃった一旦切っちゃいましょう!
物事の継続が難しいと悩んでいる方、勉強も仕事も切りがいいところではなく、1時間。とか時間で切って、あえてやり残した状態で、次の予定に行ってみてはどうでしょうか。必ず後で気になって、そのやり残した続きに取り組んでいることでしょう。
私も試してみました。超絶気になって、数時間後いてもたってもいられず作業を再開しました。
なので、1日や1週間の予定はその前提で立てておくといいかもしれませんね。やり残しが気になって、予定にない時間に気になってやり始めたら、スケジュールがパンクしますので。
Comments