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勉強や仕事の作業が続かない人は、途中で止めてもOKだそうです。ツァイガルニク効果

更新日:2020年10月4日

集中力が続かなくて悩んでいる方に朗報。

もう無理に教科書、テキストを強引に”キリがいいところまで・・”とやり続ける必要はありません。すぐにやめましょう。



結論:勉強や仕事は時間で切って、中途半端でも手を止めて次の予定にいきましょう。


私が昔、営業研修を受けていたときにこんな話を聞きました。


お客様には一度に全てを説明しないこと。

どういうことだ?と思ったのですが、お客様との商談で、ある程度興味のありそうな情報で盛り上がっておいて、その後、具体的にはお客様にアポイントを取ったら、わざとある程度の情報を渡して、残りは「もっと細かいことはお伺いしたときに、ご説明いたします」で止めると良いと。


理由は、情報が途中で途切れると、続きが気になるから。ということです。


これは旧ソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクさんという方が80年以上前に提唱したツァイガルニク効果と言うのだそうです。



”Wikipediaより引用:ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。ツァイガルニック効果ゼイガルニク効果ゼイガルニック効果とも表記する。”


その後の実感としては、確かに全部電話で説明し切ってしまうより、お客様のところに行けるチャンスが増え、お客様のところに行ける機会が増えると、確かに受注率は高かったという経験があるので、確かにそうだな。と思うわけです。


ん?それって、日常が全てツァイガルニク効果で埋め尽くされてないか?

と思った方、さすがです。私も改めて調べましたが、この事に関する記事は山ほどあって、マーケティング、映画やテレビなど、本質は全て同じこの理論が使われているそうです。


例)

続きはCMの後で〜!   続き見たくなって追って必ず見ますよね。

詳細は次のページで!   続き見たくなってクリックしますよね。


私もそうですが、結局皆様も同じように経験があるのではないでしょうか。


ということで、勉強も仕事も飽きちゃった一旦切っちゃいましょう!

物事の継続が難しいと悩んでいる方、勉強も仕事も切りがいいところではなく、1時間。とか時間で切って、あえてやり残した状態で、次の予定に行ってみてはどうでしょうか。必ず後で気になって、そのやり残した続きに取り組んでいることでしょう。


私も試してみました。超絶気になって、数時間後いてもたってもいられず作業を再開しました。


なので、1日や1週間の予定はその前提で立てておくといいかもしれませんね。やり残しが気になって、予定にない時間に気になってやり始めたら、スケジュールがパンクしますので。





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